管理業務主任者試験 令和7年試験 問18
問18
排水設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 排水横管の最小勾配は、排水及び汚物等を速やかに排除するために、管径が大きくなるほど、大きくとる。
- 雨水排水管(雨水排水立て管を除く。)を汚水排水のための配管設備に連結する場合においては、雨水排水管に排水トラップを設ける。
- 特殊継手を使用する排水システムは、それを使用しない場合に比べ、許容排水流量が大きく、通気立て管を要しない排水システムである。
- 吸気機能だけをもつ排水用通気弁は、排水通気管内が負圧になる部分にのみ設置する。
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正解 1
問題難易度
肢173.7%
肢26.5%
肢37.9%
肢411.9%
肢26.5%
肢37.9%
肢411.9%
分野
科目:6 - 建物・設備細目:4 - 設備
解説
- [不適切]。排水横管の最小勾配は、下表のように管径が大きくなるほど小さくなります。これは、管径が大きい配管ほど、緩やかな勾配でも所要の流速(一般に毎秒0.6~1.5m程度)を確保できるためです。

- 適切。雨水排水管を汚水系統の配管設備に連結する場合には、雨水管側に排水トラップを設けて、汚水側からの臭気や害虫の侵入を防止します。雨水排水立て管を汚水排水管に直接接続してならないことと併せて、接続排水系統の分離・封水保護の観点で重要な事項です。
- 適切。特殊継手排水システムは、立て管との接続部に旋回流や減速機構を組み込んだ継手を用いることで、排水と空気の流れを継手内で整流し、立て管内の圧力変動を抑制する方式です。これにより通気立て管を省略しても排水能力を確保できるため、許容排水流量は伸頂通気方式より大きく、超高層集合住宅等で広く採用されています。
- 適切。排水用通気弁は、管内が負圧になったときのみ弁が開いて外気を取り入れ、正圧時や平常時には閉じて臭気の漏出を防ぐ吸気専用の器具です。したがって正圧が生じる箇所には用いず、負圧が発生する部分の通気経路に限って設置するのが原則です。
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