管理業務主任者試験 令和7年試験 問16

問16

次の記述の(A)及び(B)に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

「建築保全標準・同解説(JAMS)鉄筋コンクリート造建築物」(一般社団法人日本建築学会)によれば、コンクリートのひび割れの補修工法として、シール工法、樹脂注入工法、Uカットシール材充填(じゅうてん)工法、表面被覆工法がある。このうちシール工法とは、(A)ひび割れの上に塗膜を構成させ、コンクリートの(B)や耐久性を向上させる工法である。
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正解 2

問題難易度
肢19.2%
肢280.2%
肢35.3%
肢45.3%

解説

「建築保全標準・同解説(JAMS)鉄筋コンクリート造建築物」によれば、コンクリートのひび割れの補修に関しては、対象とする部材ごとに、ひび割れの発生原因、幅、挙動および漏水の有無などの状況を考慮したうえで、劣化因子がひび割れ部から侵入しないように、次の4つより適切なものを選定するとされています。
シール工法
微細なひび割れの上に塗膜を構成させ、防水性、耐久性を向上させる工法。ひび割れ内部の処理ができないこと、幅の変動が大きい場合や進行性のひび割れの動きに追従することが難しい
樹脂注入工法
ひび割れに樹脂系あるいはセメント系の材料を注入し、防水性、耐久性を向上させる工法。仕上げ材がコンクリートの構造体から浮いている場合の補修にも採用される
Uカットシール材充填工法
ひび割れに沿って約10mmの幅でコンクリートをU字型にカットした後、このカットした部分に補修の目的に応じた充填剤を充填し、ひび割れを補修する工法。0.5~1.0mm程度以上の比較的大きな幅のひび割れ、かつ、鋼材が腐食していない場合に適する
表面被覆工法
ひび割れ部のみではなくコンクリート表面をすべて被覆する工法。進行性のひび割れ、今後新たに発生するひび割れへの対応、ひび割れが発生していない部位からの劣化因子の浸透防止が期待できる
上記のシール工法の定義どおり、(A)は微細な、(B)は防水性 となる[2]が適切です。
【補足】シール工法は、幅0.2mm未満のひび割れに対して適用可能な補修方法です。