管理業務主任者試験 令和4年試験 問6(改題)
問6
標準管理委託契約書「別表第1 事務管理業務」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- マンション管理業者は、年に一度、管理組合の組合員の管理費等の滞納状況を、当該管理組合に報告する。
- マンション管理業者は、長期修繕計画案の作成業務及び建物・設備の劣化状況等を把握するため調査・診断の実施及びその結果に基づき行う当該計画の見直し業務を実施する場合は、本契約の一部として追加・変更することで対応する。
- マンション管理業者は、管理組合の要求に基づいて、自己の名をもって総会議事録を作成し、組合員等に交付する。
- マンション管理業者は、管理対象部分に係る各種の点検、検査等の結果を管理組合に報告するとともに、改善等の必要がある事項については、具体的な方策を当該管理組合に助言する。
正解 4
問題難易度
肢13.4%
肢26.1%
肢31.1%
肢489.4%
肢26.1%
肢31.1%
肢489.4%
分野
科目:4 - マンション管理適正化法細目:7 - 標準管理委託契約書
解説
- 不適切。年に一度ではありません。管理業者は、管理組合の組合員による管理費等の滞納状況について、毎月、管理組合に報告しなければなりません(標契別表第1-1(2)②一)。これは、管理費等の滞納を早期に把握し、管理組合が適切な対応を取れるようにするための措置です。
毎月、甲の組合員の管理費等の滞納状況を、甲に報告する。
- 不適切。❶長期修繕計画案の作成業務、❷建物・設備の劣化状況等を把握するための調査・診断の実施、❸その結果に基づき行う当該計画の見直し業務は、管理委託契約とは別個の契約とすると明文で規定されています(標契別表第1-1(3)一)。
乙は、長期修繕計画案の作成業務並びに建物・設備の劣化状況等を把握するための調査・診断の実施及びその結果に基づき行う当該計画の見直し業務を実施する場合は、本契約とは別個の契約とする。
- 不適切。管理業者は総会支援業務の一つとして、管理組合が管理業者の協力を必要とするときに議事録案の作成を行うとしています(標契別表第1-2(2)六)。しかし、集会の招集通知や議事録の作成・交付の主体はあくまで管理組合であり、管理業者が自己の名でこれらを行うものではありません。
総会支援業務
・・・
六 甲が乙の協力を必要とするときの総会議事録案の作成 - [適切]。管理業者は、管理対象部分に係る各種の点検や検査等の結果を管理組合に報告するとともに、改善等の必要がある事項については、具体的な方策を管理組合に助言する必要があります。この報告・助言は、内容を明確に残すため書面をもって行うものとされています(標契別表第1-2(3)①)。
管理対象部分に係る各種の点検、検査等の結果を甲に報告するとともに、改善等の必要がある事項については、具体的な方策を甲に助言する。この報告及び助言は、書面をもって行う。