管理業務主任者試験 令和3年試験 問21
問21
建築基準法及び給排水衛生設備規準・同解説(公益社団法人空気調和・衛生工学会)によれば、排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 衛生器具の排水トラップは、二重トラップとならないように設けることとする。
- 通気弁は、吸気機能だけを有する弁で、排水通気管内が負圧になる部分のみに設ける。
- 特殊継手排水システムは、超高層共同住宅に対応するために、伸頂通気管と通気立て管を併設し、許容排水流量を大きくした排水通気方式である。
- 排水立て管の管径は、どの階においても最下部の管径と同一とする。
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正解 3
問題難易度
肢12.2%
肢224.4%
肢358.4%
肢415.0%
肢224.4%
肢358.4%
肢415.0%
分野
科目:6 - 建物・設備細目:4 - 設備
解説
- 適切。二重トラップとは1つの器具排水経路に複数のトラップが直列に存在する状態をいい、トラップ間の空気が密閉されて排水の流れを阻害し、排水不良の原因となるため禁止されています。
- 適切。通気弁は、管内が負圧になったときのみ弁が開いて外気を取り入れ、正圧時や平常時には閉じて臭気の漏出を防ぐ吸気専用の器具です。したがって正圧が発生する部位ではなく、負圧が生じる通気経路に限って設置するのが原則です。
- [不適切]。特殊継手排水システムは、排水横枝管と排水立て管との接続部に旋回流や減速機構を組み込んだ特殊な継手を用いることで、立て管内の圧力変動を抑制し、通気立て管を省略しても所要の排水能力を確保できる方式です。通気立て管を設けなくてよいのが本方式の特徴であるため、「通気立て管を併設」とする本肢は誤りです。
- 適切。排水立て管の管径は、全長にわたり、その立て管が受け持つ最下部(最大流量となる位置)の管径と同一とします。途中で管径を小さくすると、管内の圧力変動や排水阻害を生じるおそれがあるため、上層階だけを細くするような設計は行いません。
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