管理業務主任者試験 令和元年試験 問22

問22

次の記述のうち、建築士法の規定によれば、正しいものはどれか。
  1. 「設計図書」とは、建築物の建築工事の実施のために必要な現寸図を含む図面をいい、仕様書は含まれない。
  2. 「構造設計」とは、建築設備の各階平面図及び構造詳細図その他の建築設備に関する設計図書で国土交通省令で定めるものの設計をいう。
  3. 「工事監理」とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、当該工事が設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。
  4. 建築士事務所に属する一級建築士は、2年ごとに、登録講習機関が行う講習を受けなければならない。

正解 3

問題難易度
肢14.3%
肢222.2%
肢364.9%
肢48.6%

解説

  1. 誤り。「設計図書」とは、建築物の建築工事の実施のために必要な図面(現寸図その他これに類するものを除く)及び仕様書をいいます。仕様書は設計図書に含まれ、逆に現寸図等は除かれるため誤りです(建築士法2条6項)。
  2. 誤り。「構造設計」とは、基礎伏図、構造計算書その他の建築物の構造に関する設計図書で国土交通省令で定めるものの設計をいいます。本肢の記述は「設備設計」の内容であるため誤りです(建築士法2条7項)。
  3. [正しい]。「工事監理」とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、当該工事が設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいいます。単なる工事の進捗管理ではなく、施工内容が設計図書に適合しているかを建築士が専門的見地から確認するものです(建築士法2条8項)。
  4. 誤り。2年ではありません。建築士事務所に属する一級建築士・二級建築士・木造建築士等は、資格に応じて登録講習機関が行う定期講習を受けなければなりません。定期講習の間隔は3年ごとです(建築士法規則17条の36)。
したがって正しい記述は[3]です。