管理業務主任者試験 平成30年試験 問24(改題)
問24
住生活基本法に基づき、2026年に閣議決定された「住生活基本計画(全国計画)」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 人生100年時代を見据え、高齢者が孤立せず、希望する住生活を実現できる環境整備に関し、基本的な施策の一つに、「高齢者の孤立を防ぐ居住環境の整備」が示された。
- 多世代にわたり活用される住宅ストックの形成に関し、基本的な施策の一つに、「住宅ストックの円滑な更新等による良好な市街地環境の維持・向上」が示された。
- 住宅の誕生から終末まで切れ目のない適切な管理・再生・活用・除却の一体的推進に関し、基本的な施策の一つに、「空き家の発生予防、管理、活用、売却・除却等による空き家対策の推進」が示された。
- 担い手の確保・育成や海外展開等を通じた住生活産業の発展に関し、基本的な施策の一つに、「GXの抑制による住生活産業の発展」が示された。
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正解 4
問題難易度
肢13.5%
肢213.9%
肢33.5%
肢479.1%
肢213.9%
肢33.5%
肢479.1%
分野
科目:5 - 管理実務細目:4 - 住宅に係る法令
解説
- 正しい。目標1「人生100年時代を見据え、高齢者が孤立せず、希望する住生活を実現できる環境整備」に関し、基本的な施策として"高齢者の孤立を防ぐ居住環境の整備"が示されています。
具体的な内容は、見守りカメラや見守りロボットなど、ICTの活用等の工夫を通じた見守る側・見守られる側双方にとって取り組みやすい見守りや安否確認の推進、医療・福祉施設との一体化等による安心の確保、多世代との交流を含む孤立を防ぐ居住環境の整備などです。 - 正しい。目標5「多世代にわたり活用される住宅ストックの形成」に関し、基本的な施策として"住宅ストックの円滑な更新等による良好な市街地環境の維持・向上"が示されています。
具体的な内容は、既存の住宅地・住宅団地における住宅ストックの円滑な更新等、良好な市街地環境の維持・向上に向けた建築規制の見直しの推進などです。 - 正しい。目標7「住宅の誕生から終末まで切れ目のない適切な管理・再生・活用・除却の一体的推進」に関し、基本的な施策として"空き家の発生予防、管理、活用、売却・除却等による空き家対策の推進"が示されています。
具体的な内容は、空き家及び空き家予備軍の所有者や法定相続人等により、将来遊休化することが見込まれる住宅の管理、活用、売却・除却等が自発的に行われるための機運醸成、環境の整備などです。 - [誤り]。GXの抑制ではなく「推進」です。
目標10「担い手の確保・育成や海外展開等を通じた住生活産業の発展」に関し、基本的な施策として"GXの推進による住生活産業の発展"が示されています。
具体的な内容は、ライフサイクルカーボンの削減やサーキュラーエコノミーへの移行に配慮した住生活産業の推進、炭素貯蔵等に資する中大規模共同住宅の木造化をはじめとした住宅分野における木材利用の促進などです。
GX(グリーン・トランスフォーメーション)は、産業革命以来の化石燃料中心の経済・社会、産業構造をクリーンエネルギー中心に移行させ、経済社会システム全体を変革する取組みのことです。
※2026年3月27日、新たな住生活基本計画(全国計画)が閣議決定されたため、当サイトオリジナルの新規問題として再構成したものです。
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