管理業務主任者試験 平成30年試験 問22(改題)
問22
住宅用分電盤に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 分電盤内に設置されている漏電遮断器(漏電ブレーカー)及び配線用遮断器(安全ブレーカー)は、電力会社の所有物である。
- 電気設備の技術上必要な事項を規定した民間規格である内線規程(以下、本問において「内線規程」という。)によれば、単相3線式電路に施設する漏電遮断器は、中性線欠相保護機能付きのものとすることが望ましいとされている。
- 内閣府等が推奨している感震遮断機能付住宅用分電盤は、安全確保を行うことを目的に、揺れを感知すると警報を発し、一定時間を経過してから電気が遮断されるものである。
- 内線規程によれば、「地震時等の電気火災の発生・延焼等の危険解消に取り組むべき地域」の住宅などには、感震遮断機能付住宅用分電盤を施設することが勧告的事項とされている。
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正解 1
問題難易度
肢179.8%
肢25.4%
肢310.1%
肢44.7%
肢25.4%
肢310.1%
肢44.7%
分野
科目:6 - 建物・設備細目:4 - 設備
解説
- [不適切]。住宅用分電盤に組み込まれている漏電遮断器・配線用遮断器は、住戸内の屋内配線設備の一部であり、需要者(電気の使用者)の所有物です。電力会社の所有物となるのは原則として電力量計等までであり、引込口以降の屋内設備は需要者側の管理範囲となります。
- 適切。単相3線式の電路に施設する漏電遮断器には、中性線欠相保護機能が付いたものを使用することが望ましいとされています。単相3線式において中性線が断線すると、100Vの負荷機器に100V以上の電圧が印加されて故障を引き起こします。中性線欠相保護機能は、このような異常な過電圧を検知し、自動で回路を遮断することで器具を故障から守ります(内線規程1375-2)。
- 適切。感震遮断機能付住宅用分電盤は、震度5強相当の地震波を感知したとき、ランプ・ブザー又は音声などにより警報を発し、一定時間経過後に電気を自動的に遮断するものです。大規模地震時の電気火災の発生の抑制のために、内閣府が設置を推奨しています。
- 適切。内線規程では、次の2つに該当する住宅について、感震遮断機能を備えた住宅用分電盤の施設を勧告しています。
- 地震時等の電気火災の発生・延焼等の危険解消に取り組むべき地域の住宅
- 都市計画法の防火地域・準防火地域の住宅(耐火建築物を除く)
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