管理業務主任者試験 平成29年試験 問24

問24

照明用LEDランプに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. LEDランプから放射される全光束は、ルーメン単位で表される。
  2. 白色光のLEDランプは、一部の発光方式を除き、紫外線をほとんど放出しないため、照らされた物の退色を軽減できる。
  3. LEDランプには、微量ながら水銀が含まれているので、破損に注意して処分しなければならない。
  4. 直管形のLEDランプを従来の蛍光灯照明器具に設置すると、発熱・発煙などの事故が起きる場合がある。

正解 3

問題難易度
肢15.2%
肢23.9%
肢389.6%
肢41.3%

解説

  1. 適切。LEDランプから放射される全光束は、光源から放出される光の総量を表す単位「ルーメン(lm)」で表されます。照明器具そのものの明るさを示す基本的な単位であり、ランプ選定の際の指標となります。ある面における単位面積あたりの明るさの単位「ルクス(lx)」と区別して押さえましょう。
  2. 適切。白色光のLEDランプは、青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせる方式等が主流であり、一部の発光方式を除いて紫外線をほとんど放出しません。紫外線による被照射物の退色や劣化を軽減できる利点があることから、美術館・博物館等での採用も進んでいます。
  3. [不適切]。LEDランプは半導体素子の電気的発光を利用するため、蛍光灯や水銀灯と異なり水銀を使用していません(水銀フリー)。「微量ながら水銀が含まれている」とする本肢の記述は誤りです。
  4. 適切。従来の蛍光灯用照明器具は安定器を介して点灯する設計であるため、安定器を介する構造のままLED直管ランプを取り付けると、安定器の発熱・焼損や発煙等の事故を生じるおそれがあります。LED直管ランプを使用する場合は、安定器をバイパスする工事や対応器具への交換が必要です。
したがって不適切な記述は[3]です。