管理業務主任者試験 平成27年試験 問28

問28

給水設備の管理・点検に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 給水ポンプに空気が入るとポンプが空転して送水しなくなり、電流計の値及び圧力計器の値が正常値より高くなるので、あらかじめ正常値を把握しておく。
  2. 給水配管が水道メーターやバルブなどの砲金製部材と接触する部分は、腐食しやすく漏水が発生しやすい場所なので、注意して確認する。
  3. 水槽回りは、漏水の有無やマンホールの施錠、オーバーフロー管の防虫網などの点検を行う。
  4. 受水槽のオーバーフロー管の排水口や水栓の吐水口は、適切な排水口空間、吐水口空間が確保されていることを確認する。

正解 1

問題難易度
肢177.9%
肢27.0%
肢38.1%
肢47.0%

解説

  1. [不適切]。「高くなる」が間違っています。
    給水ポンプに空気が混入してポンプ内で空回りした状態(エアロック)になると、モーターの負荷が軽くなり、モーターの消費電流が低下します。また、ポンプの羽根車が水を掴めず、配管側へ水圧を送り出せなくなります。これにより、電流計や圧力計器の値は低下します。
  2. 適切。給水配管が水道メーターやバルブ等の砲金製部材と接触する部分は、異種金属の接触による腐食(電食)が生じやすく、漏水の原因となりやすい箇所です。点検時に重点的に確認するとともに、絶縁継手等を介して接触を避ける措置も有効です。
  3. 適切。水槽周りの点検においては、漏水の有無、マンホールの施錠状態、オーバーフロー管端部に取り付けた防虫網の状態、通気管の防虫網等を確認します。
  4. 適切。受水槽では、オーバーフロー管の排水口端部と排水系統との間には所要の「排水口空間」を、水栓・ボールタップ等の吐水口とあふれ縁との間には所要の「吐水口空間」を確保することにより、汚染水の逆流を防止しています。点検時にはこれらの空間が確保されているかを確認します。
したがって不適切な記述は[1]です。