管理業務主任者試験 平成27年試験 問9(改題)
問9
標準管理委託契約書における出納業務及び会計業務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- マンション管理業者は、管理組合の会計に係る管理費等の出納簿や支出に係る証拠書類等を整備、保管し、当該管理組合の通常総会終了後、遅滞なく、当該管理組合に引き渡さなければならない。
- 保証契約を締結して管理組合の収納口座と管理組合の保管口座を設ける場合、保管口座については当該口座に係る通帳等の保管者を管理委託契約書に明記しなければならないが、収納口座についてはその必要はない。
- マンション管理業者は、毎月、管理組合の収支状況及び収納状況が確認できる書面を作成し、管理業務主任者をして管理組合に報告させなければならない。
- マンション管理業者は、管理組合の管理規約等の定め若しくは総会決議、組合員名簿若しくは組合員異動届又は専用使用契約書に基づき、毎月、組合員別管理費等負担額一覧表を管理組合に提出しなければならない。
正解 1
問題難易度
肢172.1%
肢22.2%
肢312.6%
肢413.1%
肢22.2%
肢312.6%
肢413.1%
分野
科目:4 - マンション管理適正化法細目:7 - 標準管理委託契約書
解説
- [適切]。管理業者は、管理組合の会計に係る帳簿等(管理費等の出納簿や支出に係る証拠書類等)を整備・保管します。この帳簿類は、管理組合の通常総会終了後、遅滞なく、管理組合に引き渡す必要があります(標契別表第1-1(2)⑤)。
一 乙は、甲の会計に係る帳簿等を整備、保管する。
二 乙は、前号の帳簿等を、甲の通常総会終了後、遅滞なく、甲に引き渡す。 - 不適切。収納口座、保管口座及び収納・保管口座については、口座名義や保証契約の有無を問わず、これらの口座に係る通帳等(通帳・印鑑・引出用カード・パスワード等)の保管者を管理委託契約書に明記する必要があります(標契別表第1-1(2)③)。
収納口座及び保管口座に係る通帳、印鑑等の保管者は別紙4のとおりとする。
- 不適切。管理業者は、毎月月末までに、前月における管理組合の会計の収支状況に関する書面を作成し、これを交付する必要があります。ただし、会計の収支状況に関する報告は、請求があった場合に行えばよく、毎月実施する義務はありません。また、この報告は管理業務主任者に限らず誰でもできます(標契10条2項・3項)。
2 乙は、毎月末日までに、甲に対し、前月における甲の会計の収支状況に関する書面を交付しなければならない。
3 乙は、甲から請求があるときは、管理事務の処理状況及び甲の会計の収支状況について報告を行わなければならない。 - 不適切。毎月ではありません。管理業者は、管理組合の管理規約等の定め若しくは総会決議、組合員名簿若しくは組合員異動届又は専用使用契約書に基づき、組合員別の1月当たりの管理費等の負担額の一覧表を管理組合に提出する必要があります(標契別表第1-1(2)①)。提出の頻度については定めがないため、最初及び変更のあった都度で足ります。
乙は、甲の管理規約等の定め若しくは総会決議、組合員名簿若しくは組合員異動届又は専用使用契約書に基づき、組合員別の一月当たりの管理費等の負担額の一覧表(以下「組合員別管理費